発達障害から学んだ事。僕と息子はADHD
うちの子供がADHDと診断を受けて1年くらい、4歳の時に島田療育センターで“グレーですね”と言われてから4年。子供のおかげで色んな分野の勉強をさせてもらえてる。
「発達障害、感覚統合、HSC(Highly Sensitive Child)(ひといちばい敏感な子)」
これらの事に、環境(家庭・学校・地域etc)が複雑に絡み合ってる。
まったく未知の分野だった。
勉強していくうちに、色んな事が分かってきた。
彼にあるって事は、僕にもあるな~、そして、うちの両親や兄弟にも・・・。
発達障害は、遺伝も多く、まだまだ解明されてないようですが、幼少期の自分を振り返ると、小学生の頃の通信簿には、必ず「落ち着きがない」と毎回書かれていた事を思い出した。
応用問題が苦手で、理解する事がなかなか出来なかった。
作文を書くのが苦手で、僕は文章力がないのだと大人になって分かった。
いつの頃からか、落ち着いてきた。逆に、落ち着きすぎて、すごく年上に見られる事が多くなった。
人間は誰しも精神疾患を抱えてる。
それが、限りなく0に近いか、100に近いかの差なんだ。と、ある心理学者が言っていた。
発達障害も同じ事だな~と思った。誰しも“こだわり”の部分はあるし、人は自分の色眼鏡(観念)で世界を見てる。
その眼鏡は、人それぞれ色が違うんだな~。同じ景色、物、現象、を見ても、とらえ方(受け取り方)は人それぞれだ。
発達障害の因子も、誰にでもあるのではないかと思う。
それが、環境や食事、ミネラル不足、etc、の影響で芽が大きく出るか、殆ど出ないか、ではないかな?(あくまでも、僕の持論です)
今まで全然関係ないと思ってきた分野が、ここのところ、点と点が線で結ぶことになってる事に本当驚きだ。
発達障害とは?
<発達障害の3つのタイプと特性>
①自閉症スペクトラム(ASD)(自閉症とアスペルガー症候群)
対人関係・社会性とコミュニケーション能力に困難があり、興味や関心の幅が狭く物事に強いこだわりがあり、柔軟な思考や変化への対処が難しい人もいます。
②ADHA(注意欠陥・多動性障害)
「気が散りやすい」「集中力がない」「忘れっぽい」「落ち着きがない」「思いつきで行動してしまう」など年齢に見合わない不注意、多動性、衝動性によって学業や日常生活に支障が出てしまいます。
感情や行動のコントロールをするのが自分では難しいため、周囲から批難を受けてしまいがちです。
③学習障害(LD)
知的発達に遅れは大きくないはずが、読む・書く・話す・聞く・計算など特定の行動が困難になることが見受けられます。
読めるけれど書くことが苦手、算数など特定の科目が理解できないなど偏りが見られることが多いです。
*分かりやすかったので、臨床福祉専門学校さんのHPより勝手に抜粋させていただきました。
https://www.nhk.or.jp/heart-net/hattatsu-otona/about/detail.html
*こちらはNHKの大人の発達障害のサイトです。
HSPとは?
「感覚の敏感な子供」という意味で、大人はHSP(Highly Sensitive Person)
理解すると分かるが、とてもすごい能力を持った子供の事です。
よく泣く、眠らない、刺激に敏感、変化が苦手……。
「この子はどうしてこんなに育てにくいんだろう?」「私の育て方のせい?」
その悩みは、わが子が「ひといちばい敏感」という気質を持った子どもだと気づいたときから、少しずつ解消され、敏感な子を育てるうえでの知識を得て、スキルを身につければ、子育てがぐんと楽になっていくでしょう。
3年前に、『The Highly Sensitive Child』(エレイン・アーロン著)の邦訳を手掛けた明橋大二先生は、それまで日本でほとんど知られていなかったHSCを「ひといちばい敏感な子」と訳しました。
5人に1人といわれる「ひといちばい敏感な子」とは、どんな特性をもった子どもなのか、どのような育て方をすれば、伸び伸びと成長できるのか。
初めての「マンガで分かるHSC解説本」を、明橋先生の温かいアドバイスと、シリーズでおなじみ太田知子さんのかわいいイラストで、お届けします。